文献

J-GLOBAL ID：201202240026153857   整理番号：12A1411341

2,2’:6’,2”-テルピリジン誘導体によるCr³⁺の特異的認識の為のTICTベースの光学応答の珍しい例と複数の論理演算の実演

Rare Example of TICT Based Optical Responses for the Specific Recognition of Cr³⁺ by a 2,2′:6′,2′′-Terpyridine Derivative and Demonstration of Multiple Logic Operations

著者 (3件)： MAHATO Prasenjit (CSIR, Gujarat, IND) ,  SAHA Sukdeb (CSIR, Gujarat, IND) ,  DAS Amitava (CSIR, Gujarat, IND)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 33  ページ： 17448-17457  発行年： 2012年08月23日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4′-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-2,2′:6′,2′′-テルピリジン(L)は種々のアルカリ,アルカリ土類,遷移金属,およびランタニド金属イオンの存在下でCr³⁺イオンと特異的に結合して非線形な蛍光応答を示した。過剰濃度のCr³⁺で生成する(Cr³⁺)₂・Lは512nmにLのねじれた分子内電荷移動(TICT)遷移を示す一方,低濃度で生成するCr³⁺・L錯体は非蛍光性であり,Cr³⁺濃度により蛍光がオンオフする化学センサーとして機能する。H⁺イオン,Zn²⁺イオン濃度によりCr³⁺の配位構造の変化を通じて応答性が変化する。これらイオン濃度に対する蛍光のオンオフを組み合わせることでロジック回路を構成することができる。

シソーラス用語： *クロム錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  電荷移動 ,  *選択性 ,  応答 ,  *論理演算 ,  蛍光 ,  電荷移動遷移
準シソーラス用語： *TICT【電荷移動】 ,  *テルピリジン誘導体 ,  *光学応答

分類 (3件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  ピリジンのその他の縮合誘導体  (CF07097Y) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： 4′-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-2,2′:6′,2′′-テルピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： テルピリジン誘導体 ,  TICT ,  光学応答 ,  論理演算