文献

J-GLOBAL ID：201202240030614192   整理番号：12A0541406

卵巣癌マーカー検出の超高感度検出のための分子インプリントナノ電極

Molecular imprinted nanoelectrodes for ultra sensitive detection of ovarian cancer marker

著者 (4件)： VISWANATHAN Subramanian (REQUIMTE, Instituto Superior de Engenharia do Porto, R.S. Tome, 4200-072 Porto, PRT) ,  RANI Chinnakkaruppanan (Dep. of Chemistry, Thiru. Vi. Ka. Government Arts Coll., Thiruvarur 610003, Tamilnadu, IND) ,  RIBEIRO Susana (REQUIMTE, Instituto Superior de Engenharia do Porto, R.S. Tome, 4200-072 Porto, PRT) ,  DELERUE-MATOS Cristina (REQUIMTE, Instituto Superior de Engenharia do Porto, R.S. Tome, 4200-072 Porto, PRT)
資料名： Biosensors & Bioelectronics  (Biosensors & Bioelectronics)
巻： 33  号： 1  ページ： 179-183  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： D0173C  ISSN： 0956-5663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腫瘍マーカーの進化する発見は,検出のための改良法を要求する。本研究において,卵巣癌と関連する蛋白質バイオマーカーである卵巣癌抗原-125(CA125)を検出するための3次元金微小電極(GNEE)上の蛋白質インプリントポリマーを開発した。CA125は上皮性卵巣癌及び治療後の女性をフォローするために用いられている。鋳型蛋白質CA125は最初に薄膜コーティングに取り込み,薄膜上の接触可能表面から蛋白質を抽出し,CA125に対してインプリントした。CA125をインプリントしたGNEEの加工及び解析は,サイクリックボルタンメトリー(CV),示差パルスボルタンメトリー(DPV)及び電気化学インピーダンス分光分析(EIS)法を用いて行った。極めて薄いGNEE上のインプリントした部位の表面をCA125分子の免疫特異的捕捉のために用い,電極表面に結合した質量を,酸化還元マーカーからの感応電流における減少として検出することができた。最適条件下で開発したセンサーは,検討した0.5~400UmL^-1の範囲で良好な増加を示した。最小の検出限界は,0.5UmL^-1であった。添加したヒト血清及び未知濃度の血清サンプルを分析した。血清中の非特異的蛋白質は本分析系に有意の影響は及ぼさなかった。合成ポリマーを用いる分子インプリント及び極微小材料は,バイオマーカー蛋白質の痕跡検出への代替アプローチを提供した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 卵巣腫瘍 ,  *腫瘍マーカー ,  *分子認識 ,  *微小電極 ,  ナノ構造 ,  CA125 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  ヒト ,  示差パルスボルタンメトリー ,  スペクトロスコピー ,  検出限界 ,  血清 ,  バイオマーカー ,  金電極 ,  電子顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡 ,  ナノシート
準シソーラス用語： ナノ電極 ,  ナノ薄膜 ,  電気化学インピーダンス分光分析 ,  *分子インプリント

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分析機器  (CC02020S) ,  腫ようの診断  (GE03020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 卵巣癌 ,  マーカー ,  高感度 ,  分子インプリント ,  ナノ電極