抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新規の規格VDI 2078における冷房負荷の概念はこれまでの規格におけるよりも広く考えられている。冷房負荷は建物及びその利用状況だけではなく住宅技術的設備の種類と制御手法そしてその室内環境に対する遡及効によっても影響される。従って平衡量である冷房負荷は建物本体と技術的建物設備とのインタフェイスを形成すると考えられるのでその概要を紹介した。冷房負荷の概念は顕熱冷房負荷のみとして理解されており潜熱負荷(即ち,総合的負荷)は体積流量の計算と関連している。最終的な潜熱負荷の導入は設備技術とその設計の際に考慮される。VDI 2078に基づく冷房負荷の計算法,冷房負荷と冷房需要との関係,幾つかの計算事例について示した。