抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超音波を利用して部材をクリーニングする際のいろいろな操業因子の影響,および新たに装置を導入する際の留意点を平易に,やや専門的に解説した。次の因子の影響を説明した:1)浸漬型,平板型,棒型の各振動子,2)部材に与える振動や回転,3)クリーニング室の圧力・温度(これらは媒体の沸騰に関係する)および媒体の密度,4)媒体に溶解しているガス,5)超音波の周波数(周波数が高いほど作用が温和になるため,粗い汚れには低周波数を,細かい汚れには高周波数を使用する),6)処理時間,7)処理室の大きさ(処理室が小さいと,同じ出力での作用が強くなる)。装置を導入する場合には関連装備の費用が小さくない。また,部材の超音波クリーニングではチャージの費用が通常のクリーニングより大きくなる。超音波クリーニングは温度が低く,薬品の使用量が少ないという利点がある。