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J-GLOBAL ID：201202240129951387   整理番号：12A1681828

Toxoplasma gondiiの病原性エフェクターによる先天性免疫の調節

Modulation of innate immunity by Toxoplasma gondii virulence effectors

著者 (2件)： HUNTER Christopher A. (Univ. Pennsylvania, Philadelphia, USA) ,  SIBLEY L.David (Washington Univ. School of Medicine, Missouri, USA)
資料名： Nature Reviews. Microbiology  (Nature Reviews. Microbiology)
巻： 10  号： 11  ページ： 766-778  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W1394A  ISSN： 1740-1526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Toxoplasma gondiiは動物およびヒトに対して日和見感染するが,感染の多くは無症候感染である。近年,先天性免疫の理解が進み,また,寄生のフォワード-ジェネティクス系の発達と合わせて,T.gondiiが宿主中で生存するために用いるメカニズムに関する新しい知見が得られている。それらの知見から,T.gondiiが宿主の先天性免疫に対抗する病原因子の複雑な系を進化させていることが示された。マウスの感染試験から,感染の分子的基礎が明らかになり,T.gondiiの病原性は感染時に宿主細胞にエフェクター蛋白質を分泌されることで媒介されることが明らかになった。T.gondiiの病原性因子がどのようにして先天免疫を解除し,寄生体が生存するのか,に関する最近の知見を記した。

シソーラス用語： *Toxoplasma gondii ,  *自然免疫 ,  *日和見感染 ,  人獣共通感染症 ,  マウス ,  宿主 ,  ライフサイクル ,  寄生 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  微生物タンパク質 ,  病原性 ,  生体防御 ,  STAT転写因子 ,  細胞情報伝達
準シソーラス用語： ROP16蛋白質 ,  ROP18蛋白質

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  感染免疫  (ED03030P)

タイトルに関連する用語 (5件)： Toxoplasma ,  病原性 ,  エフェクター ,  先天性免疫 ,  調節