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J-GLOBAL ID:201202240130155535   整理番号:12A1336717

水性RAFTポリマー化を介して合成した抗菌性ポリ(メタクリルアミド)誘導体はカチオン構造依存の生物致死効率を呈示する

Antimicrobial Poly(methacrylamide) Derivatives Prepared via Aqueous RAFT Polymerization Exhibit Biocidal Efficiency Dependent upon Cation Structure
著者 (7件):
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巻: 13  号:ページ: 2472-2482  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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近年,抗生物質耐性菌に対する薬剤として抗菌ペプチド(AMPs)が注目されている。AMPsは,宿主細胞に傷害を与えることなく選択的に病原菌に結合し排除できるので,抗生物質の代替治療薬として期待されている。本研究では,水性可逆的付加-フラグメンテーション鎖トランスファー(RAFT)ポリマー化法を利用して一級および三級アミン含有のカチオン性ポリマーを合成した。この方法は,正確にポリマーの分子量を制御できる。特に,N-(3-アミノプロピル)メタクリルアミド(APMA)は,N-〔3-ジメチルアミノ)プロピル〕メタクリルアミド(DMAPMA)またはN-〔3-(ジエチルアミノ)プロピル〕メタクリルアミド(DEAPMA)と統計的に共ポリマー化して一定の組成比をもつポリマーを与える。これらポリマーの大腸菌(E.coli/グラム陰性菌)および枯草菌(B.subtilis/グラム陽性菌)に対する抗菌力を調べた結果,高一級アミン組成比ポリマーが何れの菌株に対しても最大効果を示した。この場合,実験濃度全般において溶血現象は無視できる程度であった。腫瘍細胞への障害活性については,ヒト乳がんMCF-7細胞に対して効果を示すものがあった。以上の結果をもとに,ポリマー性生物致死剤のデザインおよび運用においては,カチオン構造および塩濃度・pHなどの溶液条件が重要であることが示された。
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分類 (2件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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