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J-GLOBAL ID:201202240192523174   整理番号:12A1195594

クモ毒によるP2X3受容体の調節

Modulation of P2X3 receptors by spider toxins
著者 (9件):
資料名:
巻: 1818  号: 11  ページ: 2868-2875  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,プロトキシン1(PT1)と称する新規ペプチドがクモGeolycosa sp.の毒液において同定され,ラット感覚ニューロンのP2X3受容体に調節作用を発揮することが示されている。同じクモ毒液由来の別のポリペプチドのプロトキシン2(PT2)を研究し,それはまた哺乳類P2X3受容体の活性に影響することを示した。マウス及びヒトP2X3受容体をCHO細胞系において異種発現し,ヌクレオチド依存性電流はCTP及びATPにより刺激された。PT1及びPT2は特殊なヌクレオチドの短いパルスにより誘発されるP2X3仲介電流に負影響した。サブ閾値CTPまたはATPを溶液に添加し,P2X3受容体の高親和性脱感作を働かせた時,両クモ毒は環境ヌクレオチドの脱感作作用を顕著に高進した。50nMの濃度で,PT1及びPT2はIC50投与量で環境CTPまたはATPを1/3~1/4に低減した。対照的に,100nM PT1及びPT2はmP2X2受容体またはmP2X2/mP2X3ヘテロマにより仲介されるヌクレオチド依存性電流に負影響した。これらのデータから,PT1及びPT2毒素はP2X3受容体の迅速脱感作を特異的に標的化し,それの活性を調節することを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物起原の毒性  ,  細胞膜の受容体 
タイトルに関連する用語 (3件):
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