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J-GLOBAL ID：201202240208136893   整理番号：12A1228637

d-ブロック金属の電子常磁性共鳴超微細結合テンソルの計算の改良

Improving the calculation of electron paramagnetic resonance hyperfine coupling tensors for d-block metals

著者 (4件)： HEDEGARD Erik D. (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK) ,  HEDEGARD Erik D. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  KONGSTED Jacob (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK) ,  SAUER Stephan P. A. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 30  ページ： 10669-10676  発行年： 2012年08月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第一原理からの電子常磁性共鳴の超微細結合定数(HFC)の計算は分子構造が知られていない場合の実験データを補うものとなり得る。先に,d-ブロック錯体のHFCの基底関数系収束を調べ,Sc~Znの基底関数セットを得たが,ここではこのスキームを分子の大きいテストセット及びDFT汎関数の広い範囲に対して試験した。更に,標準aug-cc-pVTZ及びコア-原子価相関aug-cc-pVTZ基底関数系並びに他のコア-特性基底関数系基底関数系CP(PPP)を調べた。aug-cc-pVTZ-Jにより収束したシリーズ(aug-cc-pVTZ-Juc)にほぼ同じである超微細結合定数が得られるが,標準だけでなくコア-原子価層間基底関数系も収束結果からかなり離れた結果を与えることが分かった。特殊化したコア-基底関数系の使用で,実験データに比較して計算超微細結合が大きく改良された。

シソーラス用語： *ESR【磁気共鳴】 ,  *超微細相互作用 ,  *テンソル ,  第一原理 ,  結合定数 ,  分子構造 ,  基底関数系 ,  収束 ,  スカンジウム ,  *スカンジウム錯体 ,  チタン錯体 ,  バナジウム錯体 ,  クロム錯体 ,  マンガン錯体 ,  鉄錯体 ,  ニッケル錯体 ,  銅錯体 ,  *亜鉛錯体 ,  基底関数
準シソーラス用語： *電子常磁性共鳴 ,  *超微細結合

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  錯体のEPR  (BM07025L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電子常磁性共鳴 ,  超微細結合 ,  テンソル ,  計算