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J-GLOBAL ID:201202240292001515   整理番号:12A1337450

電力流通の進化を支えるシステム技術

著者 (1件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 480-483  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: F0198A  ISSN: 0369-2302  CODEN: MTDNAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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昨年の東日本大震災以降,我が国の電力エネルギーを取り巻く環境は激変した。震災以前のエネルギーセキュリティ,経済効率性,環境負荷低減に加えて,安全及びその感受性からうまれる安心が最優先されるというパラダイムシフトである。これは電力系統の特性を決める発電サイドと需要サイドで顕著となっている。具体的には,次の3点に集約される。1)原子力依存低減による火力発電の更なる高効率化,2)再生可能エネルギー電源の大量連系加速,3)計画停電回避のための自発的な需要制御である。これらの大きな変化を吸収して電力の供給を従来と変わらない信頼性で実現する使命を負っているのが電力流通である。送電,変電,配電を行う電力設備群と,それらの計画,運用,制御,保守を行う人間系とシステム群から実現される。電力設備面では高度経済成長時代に建設された機器の高経年化が進んでおり,延命対策や期待寿命に基づく更新が計画されている。システム面では,運用と制御へのIP(Internet Protocol)ネットワークの積極導入によって,運用階層の圧縮や保守拠点の集約と変電所の情報化に加えて,デマンドレスポンスによる電力需要管理が進行すると期待されている。一方で,ここ数年に発生した大規模地震での経験から,事故発生時における大停電の波及防止にはシステム群が確実に機能している。本稿では,これらの電力流通の進化を支えるシステム技術として,情報化する変電所システムと電力系統の計画,運用,制御,保守を行うシステムの広帯域ネットワーク上での情報連携,需要サイドでのデマンドレスポンスに焦点をあてる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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電力系統一般 
引用文献 (2件):
  • (1) 経産省:電力システム改革専門委員会 (第1回~第7回) 配布資料, 経済産業省 (2012)
  • (2) 半谷陽一:けいはんな実証事業におけるDRの取組, けいはんな実証事業シンポジウム (2012)
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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