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J-GLOBAL ID：201202240313074135   整理番号：12A1611144

企業に迫られるIT構造改革 ITアーキテクチャー改革-経営課題解決に直結するITアーキテクチャーを-

著者 (1件)： 増永容啓 (野村総研)
資料名： ITソリューションフロンティア  (IT Solutions Frontier)
巻： 29  号： 11  ページ： 12-15  発行年： 2012年10月20日 
JST資料番号： L5014A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IT(Information Technology)部門では経営スピードの加速により,受け身的な検討アプローチの限界が見え始めている。本論文では,ITアーキテクチャを経営や事業に関する課題解決に直結させるために,1)主たる経営課題に対応するIT課題の抽出,2)ITアーキテクチャの定義,3)採用するITアーキテクチャの投資対効果の説明が求められることを論じた。2)を効率的に行うために野村総合研究所では,i)コスト削減,ii)グローバル展開,iii)競争力向上といった経営課題に即したITアーキテクチャーモデルを定義しており,複数の経営課題それぞれに対応したITアーキテクチャーを組み合わせて利用できる。特に,ii)のためのITアーキテクチャーとして企業の単独進出,及びM&A(企業の合併・買収)という2つの形態に適したモデルを紹介した。前者ではデータ連携の仕組みとしてマスターデータの統一が必要であり,ITアーキテクチャーの主な構成要素としてSaaS(Software as a Service),プライベートクラウド,MDM(マスターデータ管理)を挙げた。また,後者ではグローバル共通のほか,ある程度の広さをカバーする地域として集約する部分の切り分けが必要であり,プライベートクラウド,MDM,システム間連携基盤からなることを示した。

シソーラス用語： *経営管理 ,  *情報技術 ,  システムアーキテクチャ ,  問題解決 ,  費用効果分析 ,  *投資 ,  原価低減 ,  国際化 ,  競争力 ,  プログラムパッケージ ,  インターネット
準シソーラス用語： *IT ,  *IT部門 ,  イノベーション ,  構造改革 ,  ITアーキテクチャ ,  *投資対効果 ,  グローバリゼーション ,  SaaS ,  プライベートクラウド ,  クラウドコンピューティング

分類 (3件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  利益管理  (KA05030A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 企業 ,  IT ,  構造改革 ,  アーキテクチャー ,  改革 ,  経営 ,  課題解決