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J-GLOBAL ID：201202240379253260   整理番号：12A0883529

地中熱利用ピットを有する建物における浮遊微生物の濃度変動と温湿度環境

SEASONAL CHANGES OF AIRBORNE MICROORGANISMS AND TEMPERATURE-HUMIDITY CONDITIONS IN A BUILDING WITH GEOTHERMAL UTILIZATION PIT

著者 (3件)： 石松維世 (産業医大 産業保健) ,  松鵜悟実 (北九州市大 国際環境工) ,  龍有二 (北九州市大 国際環境工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 676  ページ： 491-498  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内空気汚染として,浮遊粒子状物質の一部をなす浮遊微生物が注目されている。細菌の主要な発生源は在室者であり,真菌は主に外気,また空調機器のフィルタやダクトなどの設備が相これらの運転により設備内の浮遊微生物が室内へ吹き出す場合もある。一方近年では省エネを目的として建物地下に外気を導入するダクトやピットを設けて通過する空気を地中熱利用で予熱あるいは予冷して外気負荷を低減する事例が増えつつある。そこで本研究では,地中熱利用ピットを有した建物において,ろ過捕集法-DNA染色法による浮遊微生物の菌数濃度測定と小型温湿度計による温湿度測定をおこない,ろ過捕集法による菌数濃度は培養法では検出できない微生物を検出し,また数時間の捕集を行うため,衝突法による生菌数濃度とは異なり,測定場所に比較的長時間にわたって存在する微生物数の情報を示すと考えられる等,の知見を得た。

シソーラス用語： 設備シャフト ,  屋内環境 ,  *微生物 ,  室内空気汚染 ,  濃度分布 ,  温熱環境 ,  濾過 ,  *収集 ,  生体試料染色 ,  *菌数計測 ,  福岡県 ,  *研究施設 ,  *パッケージエアコン ,  フィルタ ,  真菌類 ,  屋外 ,  暖房 ,  季節的変動 ,  地中熱利用
準シソーラス用語： *浮遊微生物 ,  捕集 ,  DNA染色法

分類 (2件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地中熱利用 ,  ピット ,  建物 ,  浮遊微生物 ,  濃度変動 ,  温湿度環境