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J-GLOBAL ID:201202240436549391   整理番号:12A1328202

メラニン産生抑制剤としての卵黄ホスビチンの機能特性

The functional property of egg yolk phosvitin as a melanogenesis inhibitor
著者 (7件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 993-998  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホスビチンは,卵黄に存在するホスホグリコ蛋白質である。ホスビチン分子中のアミノ酸の半数以上はセリンであり,その>90%はりん酸化されている。それ故に,ホスビチンは強い金属結合能力を有する。本研究では,メラノーマ細胞におけるメラニン産生の抑制に及ぼすホスビチンの影響について調べた。結果より,ホスビチンは,マッシュルームチロシナーゼの活性を阻害することが分かった。50μg/mlの濃度でのホスビチンの添加は,B16F10メラノーマ細胞に対して,ホスビチン無しの対照に比べてチロシナーゼ活性を約42%,またメラニン合成を17%阻害した。ホスビチンは,B16F10メラノーマ細胞において,チロシナーゼ,チロシナーゼ関連蛋白質1(TRP-1),TRP-2及び小眼球症関連転写因子の発現を阻害した。さらにホスビチンは,B16F10メラノーマ細胞において細胞のcAMP濃度を減少させた。これらの結果より,ホスビチンは食品及び化粧品工業でメラニン産生抑制剤として使用できる可能性を有することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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卵と卵製品  ,  食品の化学・栄養価 
タイトルに関連する用語 (4件):
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