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J-GLOBAL ID:201202240509860317   整理番号:12A0105058

パルス光技術による水中のアトラジンの急速な光分解

Fast atrazine photodegradation in water by pulsed light technology
著者 (3件):
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巻: 46  号:ページ: 669-678  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パルス光技術はキセノンランプによって発光される短期間(325μs)連続的に繰り返される高出力フラッシュからなる。これらのフラッシュランプは広帯域光(およそ200~1000nm)を発光し,短波UVスペクトルの光量が大きい。本論文では,この技術を水中の除草剤アトラジンの分解への新しい手段として調べた。この除草剤の経時変化と共に誘導体の生成を評価するために,正モードで操作する液体クロマトグラフィー-質量分析(エレクトロスプレイイオン化)イオントラップを用いた。分解プロセスは一次反応速度に従った。約1.8~2.3J/cm2のフルエンスは1~1000μg/Lの範囲の初期濃度に依存せずにアトラジン濃度の50%低減を誘起した。現在の農薬への法的制限以下のアトラジンの残留濃度が短期時間で達成された。アトラジンは分解されたが,塩素化光生成物は生成せず,10種の脱ハロゲン化誘導体が検出された。これらの誘導体の一部に対する分子構造から,同定した主な光生成物がヒドロキシアトラジンであることを示した。光生成物の各種生成プロフィルは,分解経路に数種の逐次および競争ステップが含まれ,後の分解プロセスではすでに生成した分解生成物の一部が関係することを示した。分解効率,短い処理時間と塩素化誘導体がないことから,この新しい技術が水処理への新しい方法になると考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  農薬 
タイトルに関連する用語 (4件):
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