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J-GLOBAL ID:201202240691471932   整理番号:12A1706527

ボルト・ねじ材料の動向 III.ボルト・ねじができるまで 1.材料(1)構造用鋼・合金鋼

著者 (1件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 21-24  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: F0349A  ISSN: 0495-7644  CODEN: TOKSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,まず一般的なボルトに使用される鋼材の概要を述べるともに,近年の新しい鋼材の開発動向を紹介した。一般的にボルト用鋼材の注目すべき特性は,第一に機械的性質である。ボルトの使用素材例と製造工程例をJIS規格強度区分別に示した。強度区分4.8~6.8のボルトでは製造工程が簡素である。強度区分8.8-9.8のボルトでは中炭素鋼系,強度区分10.9のボルトでは,クロム鋼,クロムモリブデン鋼などの低合金鋼を調質処理し強度が調整される。近年では,素材の低廉化とボルト製造工程の簡略化を目的にボロン鋼の使用が広がっている。強度区分12.9のボルトでは,クロムモリブデン鋼が主に使用され調質処理が行われる。また,遅れ破壊発生の危険を回避するための規制が盛り込まれている。そこで各社独自の化学成分設計や加工工程による,耐遅れ破壊性を改善した高強度ボルト用鋼材が種々提案されている。非調質ボルト用ボロン鋼線材は強度区分4.8~6.8のボルト用で冷間圧造のみで所定の強度を得られ圧造前の軟化熱処理も省略できるコストダウン型材料である。10.9用の非調質ボルト用線材も実用化がはじまっている。
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分類 (2件):
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ファスナ類,締付,し緩,継手  ,  鉄鋼材料 
引用文献 (6件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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