抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モル表式xAl
2O
3-(50-x)PbO-25B
2O
3-25SiO
2:x=2.5~17.5,ステップ=2.5モル%,で表わされるガラス系列を作成して,密度,モル体積と赤外吸収を測定した。赤外吸収を半定量的に分析した。それぞれの酸化物が特定因子で密度に寄与することがわかった。PbOに関係する密度因子が,他の2種類の酸化物のそれより著しく大きいことは,ガラス骨子を意味し,これはPbO量が密度に影響する主要な因子であることを意味する。ガラス骨子全体の脱重合化の増大により,Al
2O
3量も増加する。N
2値の変化とガラスネットワークの交差結合の変化は,PbOとAl
2O
3の役割の競合が関係している。アルミナ量の増加とともに,ケイ酸ネットワークが残りの全ガラスネットワーク内で顕著になる傾向を示した。700cm
-1付近の赤外バンドが3回対称ホウ素原子間の架橋型酸素の振動によることを示唆した。これらのガラスでは12モル%Al
2O
3付近で,PbOの役割にガラス修飾子からガラス形成子への本質的変化が起こることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.