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J-GLOBAL ID:201202240812740618   整理番号:12A0626898

電解質としてAlドーピングCaZrO3を用いた高温濃淡電池の起電力

Electromotive Force of the High-Temperature Concentration Cell Using Al-Doped CaZrO3 as the Electrolyte
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 752-759 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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AlドーピングCaZrO33系の電気化学的特性を明らかにするために,0.4mol%AlドーピングCaZrO3多結晶焼結材料を電解質に用いてガス濃淡電池を作製し,その起電力(emf)を様々な酸素及び水素化学ポテンシャル勾配下で測定した。起電力測定は,973~1473Kの温度範囲で,水素富化雰囲気中で行った。実験を行ったほとんどすべての条件下で,emf測定値は,プロトンが実質的な支配的電荷キャリアである事が明らかになった。プロトンの輸率が1より小さい条件下では,今回のemf測定値は以前の研究で報告された伝導度測定結果から求めた導電パラメータに基づく理論値と一致する事がわかった。また全ての実験条件下で,各測定値がお互いに一致する事が確認された。この事から,以前の研究で報告されたCaZr0.996Al0.004O3-αの伝導パラメータ及び欠陥構造モデルは妥当である事がわかった。酸素-水素の化学ポテンシャル面内のAlドーピングCaZrO3のプロトン伝導ドメインを,これらの伝導パラメータに基づいて検討したところ,それはInドーピングCaZrO3系のそれよりも少し広いことがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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電池一般 
引用文献 (14件):
  • 1) T. Yajima, K. Koide, N. Fukatsu, T. Ohashi and H. Iwahara: Keikinzoku 42 (1992) 263.
  • 2) T. Yajima, K. Koide, N. Fukatsu, T. Ohashi and H. Iwahara: Sens. Actuators B Chem. 14 (1993) 697–699.
  • 3) H. Iwahara, T. Shimura and H. Matsumoto: Electrochem. 68 (2000) 154.
  • 4) N. Kurita, N. Fukatsu, S. Miyamoto, F. Sato, H. Nakai, K. Irie and T. Ohashi: Metall. Mater. Trans. B 12 (1996) 27B.
  • 5) N. Kurita, N. Fukatsu, A. Naito, K. Koide and T. Ohashi: Shigen to Sozai 113 (1997) 45.
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