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J-GLOBAL ID：201202240880226620   整理番号：12A1158512

導管液の給与によるダイズ根粒形生における全身的応答類の同定と完全なトランスクリプトームシーケンシングは自己調節経路の新規要素を明らかにする

Identification of systemic responses in soybean nodulation by xylem sap feeding and complete transcriptome sequencing reveal a novel component of the autoregulation pathway

著者 (7件)： REID Dugald E. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  HAYASHI Satomi (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  LORENC Michal (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  STILLER Jiri (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  EDWARDS David (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  GRESSHOFF Peter M. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  FERGUSON Brett J. (Univ. Queensland, Qld, AUS)
資料名： Plant Biotechnology Journal  (Plant Biotechnology Journal)
巻： 10  号： 6  ページ： 680-689  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： W1741A  ISSN： 1467-7644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共生関係は植物の適応と生存に必須の役割を演じており,根粒形成は主としてautoregulation of nodulation(AON)を経由して制御されている。ダイズの導管液からAONに機能すると思われる根に由来するシグナル伝達分子を検出するための生物検定法を開発した。この方法には,ダイズ苗の胚軸からの木部抽出物の給与と葉におけるAONの分子マーカー類のモニタリングが含まれている。給与に応答して葉に現れる転写物量の変化を用いて,抽出物の生物活性を決定した。Bradyrhizobium japonicum接種あるいは非接種植物葉において,AON中に現れるこの変化を同定するために,RNA-配列に基づくトランスクリプトミクス的方法を用いた。その結果,ジャスモン酸代謝,病原性および受容体キナーゼシグナル伝達に関与する遺伝子類の異なる発現応答が検出された。接種および根粒形成自己調節受容体キナーゼに依存する候補遺伝子も同定した。

シソーラス用語： *ダイズ ,  応答 ,  トランスクリプトーム ,  遺伝学実験技術 ,  自己調節 ,  経路 ,  *共生 ,  *細胞情報伝達 ,  *遺伝子発現 ,  mRNA
準シソーラス用語： シーケンス解析 ,  *根粒形成

分類 (4件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 導管 ,  給与 ,  ダイズ ,  根粒 ,  全身 ,  応答 ,  同定 ,  自己調節 ,  経路 ,  要素