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J-GLOBAL ID:201202240891809571   整理番号:12A0716673

原子-表面散乱の古典的理論:レインボー効果

Classical theory of atom-surface scattering: The rainbow effect
著者 (2件):
資料名:
巻: 67  号: 7-8  ページ: 161-200  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: E0422B  ISSN: 0167-5729  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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表面からの重い原子,分子の散乱は古典力学によってしばしば支配される。多数の実験によって,散乱種の角分布,それらのエネルギー損失分布,付着確率,表面温度依存性などのデータが集められた。多年にわたり,これらの現象は,表面と入射粒子との相互作用を硬い壁ポテンシャルで記述する「洗たく板模型」で考察されてきた。この種の模型はいくつかの特徴の説明を助けた一方で,多数の疑問が残されたままである。例えば真実のポテンシャルとは異なる,フォノン散乱の実際的枠組みを提供しない,虹散乱の入射角と入射エネルギー依存性を説明することができなどである,近年,著者らは,原子-表面散乱の動力学への新しい洞察が得られる理論へと伝統的な摂動論アプローチを発展させた。この理論は,表面コルゲーションならびに表面フォノンとの相互作用を系座標に線形結合された高調波浴によって含めた。この模型は,摩擦と浴ゆらぎまたは雑音によってレインボー散乱の多くの新しい機能を説明することにも成功した。表面からの原子散乱における非対称の起源についての新しい洞察も得た。この理論から推論された新しい現象は摩擦誘起レインボー,エネルギー損失レインボー,スーパーレインボー理論などである。準古典的な散乱に加えて,表面散乱の量子論のさらなる発展についても述べた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子(原子)ビームとの相互作用  ,  チャネリング,ブロッキング,粒子のエネルギー損失 
タイトルに関連する用語 (3件):
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