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J-GLOBAL ID:201202240892264803   整理番号:12A0139922

新規アポトーシス促進性遺伝子であるPANOは腫瘍サプレッサーであるp14ARFの翻訳後変調因子をコードする

A novel proapoptotic gene PANO encodes a post-translational modulator of the tumor suppressor p14ARF
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資料名:
巻: 318  号:ページ: 187-195  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質p14ARFは,細胞増殖と生存を制御する,既知のサプレッサー蛋白質であり,主に核小体に位置する。しかし,その活性あるいは発現を支配する調節機構は不明である。本研究において著者等はHeLa細胞において新規アポトーシス促進性核小体蛋白質であるPANOがp14ARFの発現と活性を変調することを報告した。PANOの過剰発現によりp14ARF蛋白質が分解から防御され,その安定性が増大したためにp14ARF発現レベルが増加した。またPANOの過剰発現は低血清条件下でアポトーシスも誘導した。この効果はPANOの核小体局在化によるものであり,またそれはp14ARFのノックダウンにより阻害された。代わりにPANO siRNA処理細胞にはp14ARF蛋白質レベルの減少が見られた。加えて,ヌードマウスにおけるPANOの異所的発現はHeLa細胞の腫瘍形成能を抑制した。以上の結果は,PANOが腫瘍抑制蛋白質であるp14ARFを変調することによりアポトーシスを誘導する新規遺伝子であること,またそれ自体,新規候補腫瘍抑制遺伝子であることが示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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