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J-GLOBAL ID：201202240896702600   整理番号：12A0677746

Sec7 Arf-GEFは正のフィードバックによりトランスゴルジネットワークに取り込まれる

The Sec7 Arf-GEF Is Recruited to the trans-Golgi Network by Positive Feedback

著者 (3件)： RICHARDSON Brian C. (Dep. of Molecular Biology and Genetics, Weill Inst. for Cell and Molecular Biology, Cornell Univ., Ithaca, NY 14850, USA) ,  MCDONOLD Caitlin M. (Dep. of Molecular Biology and Genetics, Weill Inst. for Cell and Molecular Biology, Cornell Univ., Ithaca, NY 14850, USA) ,  FROMME J. Christopher (Dep. of Molecular Biology and Genetics, Weill Inst. for Cell and Molecular Biology, Cornell Univ., Ithaca, NY 14850, USA)
資料名： Developmental Cell  (Developmental Cell)
巻： 22  号： 4  ページ： 799-810  発行年： 2012年04月17日 
JST資料番号： W1692A  ISSN： 1534-5807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Arf GTPアーゼはゴルジ複合体での逆行輸送および順行輸送の双方における重要な制御因子である。ゴルジ局在性Arf活性化因子である,BIG/GBFファミリーのArf-GEF(グアニン交換因子)はその制御および局在性機構に関してほとんど理解されていない。著者らは酵母のトランスゴルジネットワーク(TGN)局在性Sec7蛋白質,機能的ゴルジArf-GEFの詳細な動的特性解析を実施した。Sec7が自己阻害と正のフィードバックの双方により制御されることを示す。Sec7のHDS1ドメインとその産物である活性化Arf1との相互作用を介して,膜への安定したSec7取り込みにより正のフィードバックが発生することを示す。HDS1ドメインの欠失,もしくはHDS1ドメインの変異とArf1欠失との組み合わせによりSec7の細胞質局在が有意に増加することから,この相互作用はTGNへのSec7の局在を仲介する。結果から,Arf1活性化を介したゴルジ成熟と関連する,Arf-GEF取り込みモデルを提案する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞構成体 ,  *タンパク質 ,  細胞内分布 ,  GTP結合タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  欠失突然変異 ,  *細胞内輸送 ,  結合部位 ,  GTPアーゼ ,  フィードバック ,  阻害 ,  酵母
準シソーラス用語： *トランスGolgiネットワーク ,  グアニンヌクレオチド交換因子 ,  *Sec7 ,  細胞内局在 ,  ARF1 ,  蛋白質間相互作用 ,  HDS1 ,  ポジティブフィードバック ,  自己阻害

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (3件)： ARF ,  GEF ,  トランスゴルジネットワーク