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J-GLOBAL ID:201202240899726233   整理番号:12A1321671

オキシダントにより誘導される肝細胞死におけるJNKとc-Junの異なる機能

Distinct Functions of JNK and c-Jun in Oxidant-Induced Hepatocyte Death
著者 (4件):
資料名:
巻: 113  号: 10  ページ: 3254-3265  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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c-Jun N末端キナーゼ(JNK)/c-Junシグナル伝達の過剰活性化は酸化ストレスによる肝細胞の傷害および細胞死の中枢機構である。この持続的なJNK/c-Jun活性化による毒性はc-Junのドミナントネガティブ変異体TAM67により遮断されることが知られている。酸化ストレスによる肝細胞障害におけるJNK/c-Junシグナル伝達の機能をさらに詳しく調べるため,メナジオン誘導性の細胞死に対する直接JNK阻害の効果について検討した。JNK阻害剤SP600125は,TAM67とは異なり,ラット肝細胞株RALA255-10Gのメナジオン誘導性細胞死に対する感受性を高めた他,マウス初代肝細胞のメナジオン毒性に対する感受性も高めた。このSP600125/メナジオンによる細胞死は,TAM67により遮断されたことから,c-Junに依存するものの,c-Junのリン酸化には依存しないことが分かった。shRNAによるJNK全体またはJNK2のノックダウンはメナジオンによる細胞死への感受性を高めたのに対し,JNK1のノックダウンは保護的に作用した。また,JNKの阻害はメナジオンにより誘導される細胞内ATP量およびβ酸化の低下を拡大させた。これらの結果は,肝細胞酸化ストレスにおいて,JNK2が細胞死抵抗性を仲介するのに対してc-Junは細胞死を促進することにみられるように,JNK/c-Junシグナル伝達のコンポーネントが反対の機能を有することを示している。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  肝臓 
タイトルに関連する用語 (5件):
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