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J-GLOBAL ID:201202240982974419   整理番号:12A1316290

Sugar Kelp Saccharina latissima (Linnaeus)の光合成と無機炭素使用における7種の汚染防止化合物の影響

Effects of Seven Antifouling Compounds on Photosynthesis and Inorganic Carbon Use in Sugar Kelp Saccharina latissima (Linnaeus)
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 365-377  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大型海藻は,二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)の低可用性の条件下で高い光合成活性を維持するために,炭素濃縮機構(CCMs)に依存している。このような条件は海洋環境では一般的であるため,CCMsは沿岸域で大型海藻の一次生産力を維持するために重要である。この研究は,7種の汚染防止化合物-クロロタロニル,DCOIT,ジクロフルアニド,ジウロン,イルガロール,トリルフルアニド,亜鉛ピリチオン(ZnTP)-の,sugar kelp(Saccharina latissima(L.))の光合成およびCCMへの影響を評価した。これらの毒物の濃度-応答曲線は,炭素の取り込み阻害を利用することで作成され,一方,時間の経過に伴うそれらの影響とCCMへの阻害は,酸素の放出阻害を用いて検討された。我々は,ZnTP(<1000 nM)を除くすべての化合物の暴露がS.latissimaの光合成に阻害をもたらすことを実証している。しかし炭素の取り込みと酸素の放出は,いくつかの化合物では阻害を検出する能力が異なっていた。ジウロン,イルガロール,DCOIT,トリルフルアニド,ジクロフルアニドは,ある程度,炭素の取り込みを阻害した。クロロタロニルは炭素の取り込みを阻害しないが,明らかに酸素(O<sub>2</sub>)の放出を阻害した。光合成は暴露後の2時間の間に少しだけ回復した。クロロタロニル及びトリルフルアニドへの暴露終了後にはむしろ光合成の阻害は増加した。中程度のpH変化を介して,光合成効果より隔離した状態でCCMへの毒性の効果を研究できた。S.latissimaのCCMはクロロタロニル,DCOIT,ジクロフルアニド,及びトリルフルアニドによって阻害された。そのようなCCMの阻害またはその欠如は,研究した化合物の作用メカニズムの理解を深める。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  農薬 
物質索引 (6件):
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