抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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建設機械等に使用される油圧装置は,超高圧化,高速化,高効率化,小型化を指向している。特に,油圧装置の超高圧化や高速化は,金属間の摩擦摩耗の増大を招く。同時に圧縮熱や摩擦熱が発生し,油圧作動油は高温に晒され,酸化劣化またはスラッジの生成を引き起こす。そのため,これらの油圧装置には,潤滑性が高く,高温で優れた酸化安定性を有する耐摩耗性油圧作動油を用いる必要がある。そこで,潤滑性と酸化安定性を両立する摩耗防止剤の組み合わせを種々検討した。本報では,長期間スラッジの生成がなく,かつ潤滑性も良好な非亜鉛系の耐摩耗性油圧作動油の開発技術について紹介した。(著者抄録)