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J-GLOBAL ID：201202241011743298   整理番号：12A0363013

ろ過によるシート形成に及ぼすセルロースナノファイバー寸法の影響

Effect of cellulose nanofiber dimensions on sheet forming through filtration

著者 (5件)： ZHANG Liyuan (Deakin Univ., Center for Material and Fiber Innovation, 3217, Geelong, VIC, AUS) ,  BATCHELOR Warren (Monash Univ., Australian Pulp and Paper Inst., Dep. of Chemical Engineering, 3800, Melbourne, VIC, AUS) ,  VARANASI Swambabu (Monash Univ., Australian Pulp and Paper Inst., Dep. of Chemical Engineering, 3800, Melbourne, VIC, AUS) ,  TSUZUKI Takuya (Deakin Univ., Center for Material and Fiber Innovation, 3217, Geelong, VIC, AUS) ,  WANG Xungai (Deakin Univ., Center for Material and Fiber Innovation, 3217, Geelong, VIC, AUS)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 19  号： 2  ページ： 561-574  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4種のセルロースナノファイバー試料を市販の北方産漂白針葉樹クラフトファイバーから作製した。ファイバー直径分布はSEM画像から測定した。84-146の範囲のファイバーアスペクト比をファイバー懸濁沈降測定法によって推定した。3種の試料は直径の分布が不均一で,1種はより均一であった。150から5μmの範囲の細孔を有するろ紙を用いた紙シート形成実験によって不均一ファイバー寸法を有する試料からは,0.2%初期固体濃度で,すべての細孔径を有するフィルターでシートを容易に形成できた。他方,均一試料からの紙シートは,0.5%あるいはそれ以上の初期固体濃度で,低目の真空および小さい細孔径を有するフィルターによってのみ可能であった。紙シート形成データおよび推定アスペクト比によって,混み合い数の予測と,ファイバー懸濁液に対する連結性および剛性閾値を求められるパーコレーション理論との間に合理的な一致が得られることを示した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *抄造 ,  *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  依存性 ,  分布 ,  漂白 ,  針葉樹 ,  アスペクト比 ,  懸濁液 ,  濃度依存性 ,  濾過 ,  理論 ,  研究所 ,  試料調製 ,  沈降 ,  トウヒ属 ,  マツ属 ,  モミ属 ,  電子顕微鏡観察 ,  濾紙 ,  細孔径
準シソーラス用語： NIST ,  サイズ分布 ,  シロトウヒ ,  パーコレーション理論 ,  寸法依存性 ,  製紙 ,  走査電子顕微鏡観察 ,  長さ依存性

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  抄紙一般  (YL03020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： ろ過 ,  シート形成 ,  セルロースナノファイバー