文献

J-GLOBAL ID：201202241104047321   整理番号：12A1485631

動的トラヒックパターン下の安全でスケーラブルな故障点標定

Secure and Scalable Fault Localization under Dynamic Traffic Patterns

著者 (3件)： ZHANG Xin (Carnegie Mellon Univ.) ,  LAN Chang (Tsinghua Univ.) ,  PERRIG Adrian (Carnegie Mellon Univ.)
資料名： Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy  (Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy)
巻： 2012  ページ： 317-331  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0889A  ISSN： 1081-6011  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： データプレーン故障点標定(FL)は,パケット転送時に危殆化および誤構成ルータの識別を目標とし,高いネットワーク可用性を達成する手段と認識されている。既存のFLプロトコルは経路が静的かつ長寿命であることを前提とするが,この条件は動的トラヒックパターン下では成立しない。本論文は,この静的経路の前提は,全エンドツーエンド経路上で特定リンクの故障点標定を行うためのものであることを指摘した。この方式の限界を考察し,経路の持続性や経路知識を前提とせずに,近傍状態の知識だけを利用するDynaFLプロトコルを提案した。このプロトコルは,1ホップ近傍だけに故障を局所化し,それにより標定精度を今日のネットワークにおける実用性と妥協を図った。遅延鍵開示と呼ぶ技法により,通信オーバヘッドを低減し,経路型FLルータよりも2~3ケタ少ない状態数の管理で十分であることを示した。

シソーラス用語： *故障点標定 ,  安全性 ,  *スケーラビリティ【計算機】 ,  信号伝送 ,  ルータ【通信】 ,  プロトコル ,  アベイラビリティ ,  動特性 ,  経路選定 ,  負荷 ,  通信特性 ,  *セキュリティ ,  ネットワーク構造 ,  インターネット ,  通信操作
準シソーラス用語： IPネットワーク ,  トラヒック特性 ,  *ネットワークセキュリティ ,  ネットワーク構成 ,  パケット転送 ,  ルーティングプロトコル ,  危殆化 ,  通信オーバーヘッド

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (2件)： トラヒック ,  故障点標定