文献

J-GLOBAL ID：201202241165762481   整理番号：12A1349288

鳥類の酸化状態に影響する性ステロイドと免疫反応の間の相互作用

Interaction between sexual steroids and immune response in affecting oxidative status of birds

著者 (3件)： CASAGRANDE Stefania (Behavioural Biology, Univ. of Groningen, P.O. Box 11103, 9747 AG, Groningen, NLD) ,  COSTANTINI David (Inst. of Biodiversity, Animal Health and Comparative Medicine, Coll. of Medical, Veterinary and Life Sciences ...) ,  GROOTHUIS Ton G.G. (Behavioural Biology, Univ. of Groningen, P.O. Box 11103, 9747 AG, Groningen, NLD)
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology  (Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology)
巻： 163  号： 3-4  ページ： 296-301  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： C0461B  ISSN： 1095-6433  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鳥類がヒツジ赤血球を用いた免疫刺激により誘導された酸化攻撃に直面した時,酸化的損傷及び血漿の非酵素的抗酸化能に及ぼす性ステロイドのテストステロン(T)及びそれの代謝産物5α-ジヒドロテストステロン(DHT)及びエストラジオール(E2)の影響を初めて示した。試験鳥類としてそれのサイズ及び色調が男性ホルモンにより強い影響を受けるが,エストロゲンにより影響を受けないウスユキバトGeopelia cuneata(雌/雄)を使用した。ホルモン処理にかかわらず,免疫化は全グループにおいて酸化的損傷を増進した。また,それはT処理鳥類を除く全てのグループの抗酸化能を低下した。抗酸化能に対する酸化的損傷の比率(酸化ストレス)は免疫学的無処理及びE2処理鳥類において増加したが,男性ホルモンにより処理した鳥類は無処理鳥類と相違しなかった。これらの処理への雄及び雌の応答は相違しなかった。これらの結果から,Tは向酸化活性を通して真正シグナル伝達を誘導するとの概念に反論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *性ホルモン ,  *免疫反応 ,  酸化 ,  酸化防止 ,  *ハト類 ,  免疫学的試験 ,  エストロゲン ,  性差 ,  *酸化ストレス ,  細胞情報伝達 ,  ステロイド ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  フェノール類 ,  ジオール ,  エノン ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： *Geopelia cuneata ,  抗酸化能 ,  酸化状態【生化学】 ,  酸化的損傷 ,  免疫化

分類 (3件)： 性ホルモン  (EB08050O) ,  免疫反応一般  (ED03010T) ,  動物の生化学  (EJ01050P)

物質索引 (3件)： 5α-ジヒドロテストステロン ,  エストラジオール ,  テストステロン

タイトルに関連する用語 (5件)： 鳥類 ,  酸化状態 ,  性ステロイド ,  免疫反応 ,  相互作用