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J-GLOBAL ID:201202241182719450   整理番号:12A1094402

オリビン類のマグネシウム化の第一原理研究: 酸化還元反応機構,電気化学的性質及び熱力学的性質

First-principles study of the magnesiation of olivines: redox reaction mechanism, electrochemical and thermodynamic properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号: 27  ページ: 13517-13523  発行年: 2012年07月21日 
JST資料番号: W0204A  ISSN: 0959-9428  CODEN: JMACEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウム電池におけるカソード電極材料のマグネシウム化について研究した。マグネシウム化の熱力学を密度汎関数法で検討した。MnSiO4のマグネシウム化は,Mn4+がMn3+に還元してMg0.5MnSiO4が生成した。さらにMn3+がMn2+に還元してMgMnSiO4が生成した。オリビン化合物のマグネシウム化及び脱マグネシウム化の酸化還元電位は,TM2+/TM3+酸化還元対について3-4 V vs. Mg/Mg2+で,TM3+/TM4+酸化還元対についておよそ4Vであった。ここで,TM = Mn, Fe, Co及びNiである。MnSiO4のMgMnSiO4への最大マグネシウム化では,最大の約20%の体積膨張があった。オリビン化合物のマグネシウム化の熱力学はリチウムイオン電池とよく似ており,リチウムイオン電池でも使用されるオリビンリン酸塩,Mg0.5FePO4が,電解質の電気化学窓内で適切な電位を示すことから,目下のところ,Mg可逆電池カソード物質として最適であることがわかった。
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分類 (3件):
分類
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二次電池  ,  電極過程  ,  その他の電気・電子部品 

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