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J-GLOBAL ID：201202241210099357   整理番号：12A0549421

広帯域船舶ノイズを用いた単一ハイドロホンによる受動的地質音響逆変換

Passive geoacoustic inversion with a single hydrophone using broadband ship noise

著者 (5件)： GERVAISE C. (GIPSA Lab, CNRS, Grenoble INP, 11 Rue des Mathematiques, Domaine Universitaire, 38402 Saint Martin d’Heres, FRA) ,  KINDA B. G. (GIPSA Lab, CNRS, Grenoble INP, 11 Rue des Mathematiques, Domaine Universitaire, 38402 Saint Martin d’Heres, FRA) ,  BONNEL J. (GIPSA Lab, CNRS, Grenoble INP, 11 Rue des Mathematiques, Domaine Universitaire, 38402 Saint Martin d’Heres, FRA) ,  STEPHAN Y. (GIPSA Lab, CNRS, Grenoble INP, 11 Rue des Mathematiques, Domaine Universitaire, 38402 Saint Martin d’Heres, FRA) ,  VALLEZ S. (GIPSA Lab, CNRS, Grenoble INP, 11 Rue des Mathematiques, Domaine Universitaire, 38402 Saint Martin d’Heres, FRA)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 3  ページ： 1999-2010  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一の遠隔ハイドロホンで測定した移動船舶からのノイズの逆変換に基づく逆変換法を提案した。測定したスペクトログラムには導波路パラメータに応じて条線が現れる。この条線の距離に対する周期的動きを用いて与えられた周波数における複数の伝播モード間の径方向波数差を推定した。これらの波数差を幾つかの周波数について求め,海底地質音響モデルを利用した伝播モデルを用いて相対的分散曲線を合成した。推定したこの相対的分散曲線と測定値が最適整合する海底特性を探すことにより逆変換を行った。この新提案逆変換法の有効性を検証するために模擬データ上でその性能を試験した。その結果得られた2つの結論は次の通りである。(1)海底近傍での圧縮波音速が標準偏差3m/sで偏りのない推定を行うにはSNRが少なくとも6dBは必要である。しかしSNRがこれより低い場合でも推定誤差は有界である。(2)海底が多層構造の場合にはこの方法では音速に対応する単一の平均深さが得られる。この方法を実験データに適用し受信ハイロロホン周辺で測定したコアサンプルと完全に整合した結果が得られた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ハイドロホン ,  *逆変換 ,  船舶 ,  海底地質 ,  SN比 ,  超音波速度
準シソーラス用語： *船舶騒音 ,  地質音響 ,  スペクトログラム ,  海洋導波路

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 広帯域 ,  船舶 ,  ノイズ ,  ハイドロホン ,  地質 ,  音響 ,  逆変換