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J-GLOBAL ID:201202241248584720   整理番号:12A0165121

抗アシアロ糖蛋白質受容体単鎖可変領域フラグメントに融合したメリチンの構築と特徴付け

Construction and characterization of an anti-asialoglycoprotein receptor single-chain variable-fragment-targeted melittin
著者 (11件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 405-411  発行年: 2011年11月 
JST資料番号: T0058A  ISSN: 0885-4513  CODEN: BABIEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍細胞に特異的にデリバリーされる抗体治療因子結合体は,多くの標的に基づく治療のストラテジーが必要である。本研究において,メリチンを抗アシアロ糖蛋白質受容体(ASGPR)単鎖可変領域フラグメント抗体(C1)にメリチンを融合させることにより組換え免疫毒素複合体を構築した。そしてその融合蛋白質の標的化能力と細胞溶解効率について調べた。著者らのデータから,組換え29.4kDa蛋白質C1Mを大腸菌で可溶型として発現させることができることが示唆された。C1Mの肝細胞癌(HCC)細胞表面への結合が,免疫組織化学とフローサイトメトリーアッセイの両方で確認された。C1Mは,メリチンの溶血活性を保持し,赤血球を溶血させない条件下で,濃度1.5μg/mlでHepG2細胞を溶解する能力を示した。C1Mを,ASGPRの天然リガンドであるアシアロオロソムコイドと共に投与すると,その効果はほとんど失われてしまった。これらの結果から,C1Mは,HCC細胞を標的化し,ASGPR特異的細胞毒性を保持していることが示唆された。この研究結果から,in vivoでのさらなる抗肝細胞癌効果を研究することを可能にする。
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分類 (3件):
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遺伝子操作  ,  腫ようの実験的治療  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 
物質索引 (1件):
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