抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前報(同誌p23(2010年2月))の地質関係の報告に続き,インド最長の鉄道トンネルPir Panjalトンネルの建設工事について報告した。トンネルは,インド北部ジャンムとカシミール地域を結ぶ山岳トンネルで,長さはインドで最長,アジアでも2番目に長い10.96kmである。2011年9月に貫通し翌年4月に最終発破を行った。掘削はNATM工法で行い,大部分は削孔発破工法,軟地盤においてはロードヘッダと油圧掘削機を使用した。一次覆工には,岩質に応じてワイヤメッシュ,コンクリート吹付け,ラチス梁,ロックボルトおよびフォアポーリングを組み合わせた。二次覆工にはM30基準のコンクリートを使用した。防水にはジオテキスタイルフリースを被覆するPVC膜を使用した。