抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の農業・農村をめぐってはTPPや東日本大震災からの復興など,多くの課題を抱えている。ここでは日本の農山村の将来をどのように考えていくべきか解説した。始めに,これからの地域づくりとして,外からの工場誘致など外来型の開発に対し,地域固有の資源・技術・産業などを生かし住民が主体的に参加する内発的発展という考え方について紹介した。次に現在の農山村が抱える問題として,人の空洞化,土地の空洞化など4つの空洞化について述べた。また農山村再生への柱として,地域住民が参加できる場を作ることや地域の良さを見直し価値観を再構築すること,また地域の文化や資源に付加価値をつけお金を循環させることなどを挙げ,こうした取り組みを継続させるのに必要なことを説明した。