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J-GLOBAL ID:201202241440674423   整理番号:12A0346634

グラフェンの革新的塩素化:電荷移動錯体から共有結合性及び非結合性へ

Evolutionary Chlorination of Graphene: From Charge-Transfer Complex to Covalent Bonding and Nonbonding
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巻: 116  号:ページ: 844-850  発行年: 2012年01月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グラフェンの塩素化では,水素化及びフッ素化反応と異なり被覆率が低いことが実験で確認されている。そこでVASPを用いたDFT計算によりグラフェン上のCl原子の吸着構造を検討した。その計算で,種々の被覆率の吸着構造が存在することを示した。片面塩素化では,初期にはCl-グラフェン電荷移動錯体を形成し,炭素はsp2混成軌道が保たれグラフェンはpタイプドープ状態にある。さらなる塩素化の進行で,2通りの可能性がある。一つは共有結合性の場合で,炭素はsp3混成軌道に近く,Clの被覆率が増すとさらに六角形リングに集合する。その被覆率は25%より小さい。もう一つは非結合性の場合で,Cl原子がCl2分子を形成し脱離する。両面塩素化では,最も安定な構造は,集合クラスタよりむしろCl被覆率25%(C4Cl)をもつ均一な秩序形態になる。さらに塩素化グラフェンのバンド構造を解析した。それによればCl被覆率によりバンドギャップが調整され,Cl被覆率50%(すなわちC2Cl)でバンドギャップが1.3eVとなった。
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分類 (1件):
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炭素とその化合物 
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