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J-GLOBAL ID：201202241446785391   整理番号：12A0581812

S.cerevisiaeにおけるmRNAフォールディング強度と蛋白質存在量との間の強い関連

Strong association between mRNA folding strength and protein abundance in S. cerevisiae

著者 (2件)： ZUR Hadas (Tel Aviv Univ., Ramat Aviv, ISR) ,  TULLER Tamir (Tel Aviv Univ., Ramat Aviv, ISR)
資料名： EMBO Reports  (EMBO Reports)
巻： 13  号： 3  ページ： 272-277  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1261A  ISSN： 1469-221X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年遺伝子発現効率が遺伝子コード領域にコードされているかの問題が多く取り上げられている。一方,RNA配列フォールディング強度を測定する手法,RNA構造のパラレル解析(PARS)が開発された。そこで,PARSスコアを用いmRNAフォールディング強度と蛋白質存在量の関係をSaccharomyces cerevisiaeについて調べた。mRNAフォールディング強度は蛋白質存在量とr=0.68(P=10^-200)の強い相関を示した。この相関はmRNAフォールディング強度に対するアミノ酸頻度,GC含量などの中で最も高く,リボソーム密度,mRNAレベルと同程度であった。この強い相関が人工的なものや偏向によらないことの証拠を示した。この結果はおそらくmRNAの強いフォールディングがmRNA分子の凝集を防ぐことで翻訳伸長効率に寄与すると考察した。

シソーラス用語： Saccharomyces cerevisiae ,  *mRNA ,  *折畳み構造 ,  *存在性 ,  予測技法 ,  解析 ,  RNA【核酸】 ,  リボソーム ,  塩基組成 ,  *タンパク質
準シソーラス用語： PARS【解析】 ,  分子密度 ,  GC含量 ,  *蛋白質存在量

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： mRNA ,  フォールディング ,  蛋白質