文献
J-GLOBAL ID:201202241449478368   整理番号:12A0105018

エピガロカテキンガラートはカベオリン-1置換を経てNF-E2-関連因子及びヘムオキシゲナーゼ-1を刺激する

Epigallocatechin-gallate stimulates NF-E2-related factor and heme oxygenase-1 via caveolin-1 displacement
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 163-168  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
茶カテキンのエピガロカテキンガラート(EGCG)のようなフラボノイドは血管内皮細胞炎症の減少によりアテローム性動脈硬化症から守ることができる。ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)は心臓血管生理において重要な役割を果たす酵素であり,その誘導はアテローム性動脈硬化症からの保護を提供することになる。ヘムオキシゲナーゼ-1は,内皮細胞のカベオラにおいて画分化する。カベオラは,細胞膜ミクロドメインであり,血管疾患の病理と関連した小胞輸送及びシグナル伝達経路の調節において重要である。著者らは,カベオラはEGCGの取込と輸送及びこのフラボノイドの抗炎症性と関連する機構に役割を果たすと仮定する。この仮説を検証するために,著者らは機能性カベオラを有するまたはもたない内皮細胞におけるNF-E2-関連因子(Nrf2)及びHO-1の導入に及ぼすEGCGの影響を調べた。EGCGによる処理は,Nrf2を活性化し,HO-1発現及びビリルビンの細胞内産生を増加した。加えて,細胞膜からサイトゾルへのカベオリン-1の置換と関連して,EGCGは急速にカベオラに蓄積した。EGCG処理と同様に,siRNA法によるカベオリン-1のサイレンシングは結果としてNrf2,HO-1及びビリルビン産生のアップレギュレーションとなった。これらのデータは,EGCGによって誘発されたカベオリン-1の置換が内皮炎症を減らす可能性を示唆するものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  消炎薬の基礎研究 

前のページに戻る