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J-GLOBAL ID：201202241518932955   整理番号：12A0925649

マイクロスケールのランキンサイクルに用いる気密スクロール・エキスパンダーの実験的特性評価

Experimental characterization of a hermetic scroll expander for use in a micro-scale Rankine cycle

著者 (3件)： LEMORT V (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  DECLAYE S (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  QUOILIN S (Univ. Liege, Liege, BEL)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part A. Journal of Power and Energy  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part A. Journal of Power and Energy)
巻： 226  号： 1  ページ： 126-136  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： A0947C  ISSN： 0957-6509  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HFC245faを作動流体とするガス・サイクル・システムに組み込んだスクロール型気密エキスパンダーの特性,性能を実験的に調べた。初めにガスサイクル実験装置の概要と構成,計測系を説明した。運転条件27点についてガス供給圧力と温度,出口圧力,循環油量を変えて作動流体の流量,出口温度,電気出力等を計測し,データ分析した結果,断熱有効効率は圧力比に対して最大71.03%となり,また体積効率に対する供給圧力の効果が分かった。また循環油量の質量分率2~11%に対して断熱有効効率は0.6~0.55に微減した。次にエキスパンダーの作動流体流量をスイープ体積,回転数,漏れ流量等の関数とし,膨張過程を等エントロピー膨張と定容過程で表し,機械的・電気的・熱的ロスを考慮して8パラメータから成るモデルを構築した。実験値と比較した結果,質量流量2%,軸パワー6%の誤差であった。同モデルに対して800作動点のデータを用いて等エントロピー有効効率と体積効率を夫々,5次,2次の多項式で近似した半経験的モデルはスケールの異なるエキスパンダーの作動ガス流量,出口温度,電気出力等の計算に拡大,適用できると結論した。

シソーラス用語： *Rankineサイクル ,  体積効率 ,  *キャラクタリゼーション ,  フロン
準シソーラス用語： *ターボエクスパンダ ,  渦巻形 ,  経験的モデル ,  断熱効率

分類 (2件)： 油圧・空気圧機器  (QD04020X) ,  その他の熱機関  (PB03000N)

物質索引 (1件)： HFC-245fa

タイトルに関連する用語 (7件)： マイクロスケール ,  ランキンサイクル ,  気密 ,  スクロール ,  エキスパンダー ,  実験 ,  特性評価