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J-GLOBAL ID:201202241534316490   整理番号:12A0058347

鳥類胚で初期胸腺と上皮小体発生で生じる上皮間充織相互作用におけるBmp4の調整

Modulation of Bmp4 signalling in the epithelial-mesenchymal interactions that take place in early thymus and parathyroid development in avian embryos
著者 (4件):
資料名:
巻: 361  号:ページ: 208-219  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮間充織相互作用は胸腺および上皮小体腺への咽頭嚢内胚葉の発生に重要である。ここで著者らは,胸腺および上皮小体器官形成の最初期に起る上皮間充織相互作用のダイナミクスを,in vitroでこれら初期事象を再現することができる共培養系を組み合わせたウズラ-ニワトリモデルを用いて調べた。胸腺と上皮小体上皮の推定区域は,胎生日4.5ニワトリ胚の三次元的に保持された咽頭内胚葉で,Foxn1遺伝子とGcm2遺伝子のそれぞれの発現に基づいて同定された:胸腺原基は第3と第4嚢の背側ドメインに局在し,一方,上皮小体原基はより内側/前側嚢ドメインを占めていた。卵内移植と組み合わせたin vitroウズラ-ニワトリ組織会合を用いて著者らは,肢芽間充織ではなく体壁葉が,最終分化までこれらの腺を維持するための神経冠由来咽頭間充織の役割を模することが出来ることを示した。さらに間充織由来Bmp4は,間充織源とはかかわりなく短期時間帯で内胚葉発生の初期段階を促進するように見えた。ウズラ-ニワトリ系と成長因子浸漬ビーズ移植を用いたin vivo研究は,間充識によるBmp4の発現が24時間必要であることを示した。しかしながら,この期間後はBmp4はもはや必要でなくなり,間充識によって産生される別のシグナル因子,Fgf10が嚢内胚葉のその後の分化に影響した。これらの結果は,胸腺と上皮小体の形態学的発生と細胞分化が会合間充織から放出されるシグナルの継承を必要とし,その中でBmp4は胸腺上皮仕様の誘導に重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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発生と分化  ,  内分泌系の生理と解剖学 

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