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J-GLOBAL ID：201202241562380170   整理番号：12A0158101

光開裂架橋剤をベースにした二元刺激応答ポリ(メタクリル酸2-ヒドロキシエチル-co-メタクリル酸)ミクロゲル:pH依存性膨潤及び光誘起分解

Dual Stimuli-Responsive Poly(2-hydroxyethyl methacrylate-co-methacrylic acid) Microgels Based on Photo-Cleavable Cross-Linkers: pH-Dependent Swelling and Light-Induced Degradation

著者 (2件)： KLINGER Daniel (Max Planck Inst. Polymer Res., Mainz, DEU) ,  LANDFESTER Katharina (Max Planck Inst. Polymer Res., Mainz, DEU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 44  号： 24  ページ： 9758-9772  発行年： 2011年12月27日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規合成光分解架橋剤を用いた二元(pH及び光)応答ミクロゲルについて検討した。光分解架橋剤,4-(4-(1-ヒドロキシエチル)-2-メトキシ-5-ニトロフェノキシ)ブタン-1-オール(HEMNPB)及び4-(4-(1-ヒドロキシエチル)-2-メトキシ-5-ニトロフェノキシ)ブタン酸(HEMNPBA)を合成した。メタクリル酸2-ヒドロキシエチル(HEMA)/メタクリル酸(MAA)/HEMNPBあるいはHEMNPBAから,逆ミニエマルションにおけるフリーラジカル共重合により,架橋光分解可能P(HEMA-co-MAA)ミクロゲルを調製した。得られた架橋ミクロゲルのpH依存性膨潤試験,紫外線照射分解試験などを,動的光散乱(DLS)などを使用して行なった。また,モデル蛋白質としてミオグロビンを使用したP(HEMA-co-MAA)ミクロゲルへの負荷/放出試験を行なった。検討の結果,本架橋光分解可能P(HEMA-co-MAA)ミクロゲルによりミオグロビンの遅延拡散放出(pH変化誘起)及び迅速分解放出(光照射誘起)が出来ることなどが明らかになった。

シソーラス用語： 膨潤 ,  ミオグロビン ,  フラグメンテーション ,  架橋剤 ,  *架橋【高分子】 ,  *ミクロゲル ,  *共重合体 ,  pH依存性 ,  誘導 ,  *分解 ,  動的光散乱 ,  紫外線照射 ,  放出 ,  脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  光誘起 ,  光フラグメンテーション
準シソーラス用語： 光開裂

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (5件)： ブタン酸 ,  メタクリル酸 ,  メタクリル酸2-ヒドロキシエチル ,  4-[2-メトキシ-4-(1-ヒドロキシエチル)-5-ニトロフェノキシ]ブタン酸 ,  4-[2-メトキシ-4-(1-ヒドロキシエチル)-5-ニトロフェノキシ]ブタン-1-オール

タイトルに関連する用語 (11件)： 光開裂 ,  架橋剤 ,  刺激応答 ,  メタクリル酸2-ヒドロキシエチル ,  CO ,  メタクリル酸 ,  ミクロゲル ,  pH依存性 ,  膨潤 ,  光誘起 ,  分解