文献

J-GLOBAL ID：201202241589018600   整理番号：12A1338558

鉱物含有の木材-ポリプロピレン複合材料の促進耐候性

Accelerated weathering of wood-polypropylene composites containing minerals

著者 (3件)： BUTYLINA Svetlana (Dep. of Mechanical Engineering, Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, Lappeenranta 53851, FIN) ,  HYVAERINEN Marko (Dep. of Mechanical Engineering, Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, Lappeenranta 53851, FIN) ,  KAERKI Timo (Dep. of Mechanical Engineering, Lappeenranta Univ. of Technol., P.O. Box 20, Lappeenranta 53851, FIN)
資料名： Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing  (Composites. Part A. Applied Science and Manufacturing)
巻： 43  号： 11  ページ： 2087-2094  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： E0231D  ISSN： 1359-835X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱物を含有する木材-ポリプロピレン複合材料について促進耐候性試験を行った。3種類の異なる鉱物を研究した:炭酸カルシウム,珪灰石およびタルクである。色変化は一定期間後に評価した;複合材料のUV照射下全曝露時間は2000時間である。耐候性はかなりの色消失を招いた。鉱物充填剤含有の複合材料は,基準複合材料よりもより高い色変化(明度)を与えた。走査型電子顕微鏡分析は,耐候性試験を受けた全ての複合材料高分子表面層が劣化されることを示した。基準複合材料のUV照射曝露は,ポリプロピレン表面層の消失および木材繊維の開示の結果をもたらした。このことは,鉱物含有複合材料と比較し,この複合材料のリグニン含量を大きく低下させた。鉱物充填剤による木材の一部置換は,基準複合材料と比較し,鉱物含有複合材料の水吸収および厚さ膨潤を低下させた。水浸漬-凍結-融解サイクル処理への曝露およびUV照射は,タルク含有の複合材料を除いて,複合材料のCharpy衝撃強度の低下を招いた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *複合材料 ,  *木材 ,  ポリプロピレン ,  *耐候性 ,  炭酸カルシウム ,  珪灰石 ,  滑石 ,  紫外線照射 ,  凍結融解試験 ,  衝撃強さ ,  リグニン ,  押出成形
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】

分類 (1件)： 抵抗性  (YH02050K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉱物 ,  木材 ,  ポリプロピレン ,  複合材料 ,  促進 ,  耐候性