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J-GLOBAL ID:201202241630574921   整理番号:12A1066854

長期間運転でのガス状トルエンの中温及び高温生物ろ過:性能評価,バイオマス蓄積,物質収支分析及び分離同定

Mesophilic and thermophilic biofiltration of gaseous toluene in a long-term operation: Performance evaluation, biomass accumulation, mass balance analysis and isolation identification
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資料名:
巻: 229-230  ページ: 94-99  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高温のガス状トルエン(55°C)を処理するために,高温生物ろ過装置(TBF)を製作した。種々の入口濃度とガス流量を含む種々の運転条件の下でTBFの性能を評価し,対照の中温生物ろ過装置(MBF)と比較した。さらに,ろ過装置の浸出水,バイオマスの蓄積及び圧力損失も調べた。実験結果は,流入負荷が100g/m3/hを下まわる場合に,このTBFが除去率90%の高性能を達成することを示していた。流入負荷を増大すると,TBFの性能がMBFよりも低くなった。しかしながら,長期の運転において,TBF中のバイオマスの蓄積プロセスはMBFよりも遅いことを示していた。微生物の比増殖速度は,TBF及びMBFでそれぞれ0.0011/日及び0.0015/日であった。さらに,TBFでの増殖速度が遅い結果,TBFの圧力損失(0.1~0.5kPa)がMBFのそれ(7~10kPa)よりも低くなった。TBFからの浸出水は中性pHを示し,MBFからの浸出水よりもTOC含有量が高かった。三次元蛍光スペクトル分析の結果は,トルエンの分解産物がいくつかの有機酸を含むことを示唆していた。炭素の物質収支分析は,MBFでは除去トルエンの47.1%がバイオマスに変わったことを示し,この比率はTBFでの30.5%よりも大きかった。最後に,16s rDNA遺伝子配列により,TBF中の優占微生物がBrevibacillus類及びAnoxybacillus類であり,一方MBF中ではDelftia類及びStenotrophomonas類であると判明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有害ガス処理法  ,  ろ過,遠心分離 
物質索引 (1件):
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