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J-GLOBAL ID:201202241637612047   整理番号:12A1749567

企業情報システムの老朽化と刷新への取り組み

著者 (1件):
資料名:
巻: 20  号: 12  ページ: 70-79  発行年: 2012年11月20日 
JST資料番号: L3061A  ISSN: 0919-7133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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1。企業の情報システムの中核をなす基幹業務系システムは老朽化が進み,維持コストの増加と,経年疲労による障害発生の危険度増という課題を抱えている。今後5年間で再構築したいという企業は45%に上っているが,現行システムのコスト削減が優先され再構築予算の獲得がネックとなっている。2。企業のIT(情報技術)投資額は2008年のリーマン・ショックの影響で大きく落ち込んだ後,ゆるやかな回復傾向にある。IT投資の重点テーマは,コスト削減や経営管理強化につながるテーマが優先され,新事業や営業力強化のテーマは厳選されるという状況にある。3。企業の情報システムは,これまで2度にわたる技術変革や新規ビジネス拡大への対応で大規模化・複雑化し,個別最適なシステム構造となった。ITガバナンスの強化やERPパッケージの採用などでスリム化が図られてきたが,リーマン・ショック以降はサービスレベルの引き下げ,システム基盤の統合,外部サービスへの切り替えといったITコスト削減策が緊急テーマとなった。4。基幹業務系システムの刷新に当たっては,1)競合他社との差別化やグローバルでの事業展開などにどう寄与できるか,2)今後のビジネスモデルに沿った業務プロセスへの革新をどう実現できるか,3)外部サービスの活用やソフトウェア資産の流用などでITコストをどう削減できるか-を明確にして,中期経営戦略に組み込むべきである。(著者抄録)
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分類 (1件):
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経営工学一般 
引用文献 (5件):
  • 1日本情報システム・ユーサー協会(JUAS)『企業IT動向調査報告書2012-ユーサー企業のIT投資・盾用の最新動向(2011年度調査)』日経BP社、2012年
  • 2日本情報システム・ユーサー協会(JUAS)「第14回企業IT動向調査2008」http//wwwJuasorJP/servey/it08/sumary2008_v12-7.pdf
  • 3情報サービス産業協会(JISA)『情報サービス産業白書2011-2012』日経BP社、2011年
  • 4野村総合研究所システムコンサルティンク事業本部『図解CIOハントブノク改訂版』日経BP社、2009年
  • 5野村総合研究所技術調査部『ITロードマノブ2011年版』東洋経済新報社、2010年
タイトルに関連する用語 (2件):
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