文献

J-GLOBAL ID：201202241718681574   整理番号：12A1774073

ウイルス精製のためのモノリシックイオン交換クロマトグラフィー法

Monolithic ion exchange chromatographic methods for virus purification

著者 (3件)： OKSANEN Hanna M. (Inst. of Biotechnology and Dep. of Biosciences, Univ. of Helsinki, Viikinkaari 5, P.O. Box 56, 00014 Helsinki, FIN) ,  DOMANSKA Ausra (Inst. of Biotechnology and Dep. of Biosciences, Univ. of Helsinki, Viikinkaari 5, P.O. Box 56, 00014 Helsinki, FIN) ,  BAMFORD Dennis H. (Inst. of Biotechnology and Dep. of Biosciences, Univ. of Helsinki, Viikinkaari 5, P.O. Box 56, 00014 Helsinki, FIN)
資料名： Virology  (Virology)
巻： 434  号： 2  ページ： 271-277  発行年： 2012年12月20日 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超純性ウイルス粒子の調製に強力なイオン交換クロマトグラフィー精製法を報告する。この方法はポアサイズの大きな一体型陰イオン交換器,第4アミン(QA)とジエチルアミノエチル(DEAE)に基づいている。これらを両マトリックスに特異的に結合する膜含有正二十面体ファージ PRD1に適用した。カラムから溶出したウイルス粒子はその感染性を保持し,高い特異的感染性に均一であった。感染性粒子の回収量は80%に達した。精製粒子は約5mg/mlと高濃度に回収され,ウイルス学的,生化学的並びに構造学的解析に充分であった。モノリシック陰イオン交換精製法の糸状バクテリオファージ phi05_2302への適応性をも調べた。モノリシックイオン交換クロマトグラフィーは容易に自在に拡大でき,他の調製用ウイルス精製法と組み合わせることができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バクテリオファージ ,  *精製 ,  試料調製 ,  *イオン交換クロマトグラフィー ,  回収率 ,  クロマトグラフ用カラム
準シソーラス用語： *ウイルス精製 ,  生物試料調製 ,  *陰イオン交換クロマトグラフィー ,  PRD1ファージ ,  φ05 2302ファージ ,  モノリス型カラム

分類 (1件)： 微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ウイルス ,  精製 ,  イオン交換クロマトグラフィー