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J-GLOBAL ID：201202241843982780   整理番号：12A1104602

アカヒゲホソミドリカスミカメ発生予察技術の開発 圃場単位の要防除水準の策定(2)主要品種の要防除水準の策定

著者 (5件)： 中島具子 (山形県農業総合研究セ) ,  横山克至 (山形県農業総合研究セ) ,  西島裕恵 (富山県農林総合技術セ 農研) ,  吉島利則 (富山県農林総合技術セ 農研) ,  片山雅雄 (富山県農林総合技術セ 農研)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 66  号： 8  ページ： 423-426  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,アカヒゲホソミドリカスミカメ防除水準となる斑点米被害発生予測モデルを作成するため,山形県・富山県の水稲品種ごとにフェロモントラップ誘殺数と斑点米被害の関係について解析した結果を紹介した。山形県品種「はえぬき」,富山県品種「てんたかく」におけるそれぞれの解析は,出穂期後5日間のフェロモントラップ誘殺数,斑点米率,割れ籾率を調査し,ロジスティック回帰分析を行った。結果は,「はえぬき」は,説明変数を出穂期5日間のトラップ誘殺数,目的変数を斑点米被害発生確率として,トラップ誘殺数が4頭以下の場合,被害発生確率は5%以下,10頭以上は50%を超えると述べた。「てんたかく」における斑点米被害予測には,トラップ誘殺数および割れ籾率が必要と述べた。

シソーラス用語： *カスミカメムシ科 ,  *発生予察 ,  *栽培品種 ,  水稲 ,  水田 ,  トラップ【生物】 ,  害虫防除 ,  被害粒 ,  米 ,  回帰分析 ,  予測 ,  山形県 ,  富山県
準シソーラス用語： *アカヒゲホソミドリカスミカメ ,  フェロモントラップ ,  ロジスティック回帰分析 ,  斑点米 ,  被害予測 ,  誘殺

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  化学的防除  (FC05050X)

引用文献 (10件)：

• 1) 八谷和彦(1985):北海道立農試集報 53:43~49.
• 2) -----橋本直樹(2001):北農 68:8~12.
• 3) 石本万寿広(2004):応動昆 48:79~85.
• 4) -----ら(2010):第54回応動昆(講要):p.130.
• 5) 伊藤清光(2004):応動昆 48:23~32.

タイトルに関連する用語 (5件)： アカヒゲホソミドリカスミカメ ,  発生予察 ,  開発 ,  圃場 ,  要防除水準