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J-GLOBAL ID：201202241880684250   整理番号：12A0528111

非混和性ポリマブレンド用共重合体前駆体の相溶化効率

Compatibilizing Efficiency of Copolymer Precursors for Immiscible Polymer Blends

著者 (5件)： YU Qi-Yong (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Cai-Liang (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  GU Xue-Ping (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  WANG Jia-Jun (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  FENG Lian-Fang (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 124  号： 4  ページ： 3392-3398  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマブレンドにおける相溶性向上について検討した。ポリスチレン(PS)/ナイロン6ポリマブレンドを取り上げた。4-メチルフタル酸無水物/N-ブロモスクシンイミド(NBS)から4-ブロモメチルフタル酸無水物を合成し,ATRP開始剤とした。4-ブロモメチルフタル酸無水物/スチレンから無水物末端ポリスチレン(PS-b-Anh)ブロック共重合体前駆体を合成した。スチレン/3-イソプロペニル-α,α-ジメチルベンゼンイソシアナート(TMI)からPS-co-TMIグラフト共重合体前駆体を合成した。PS-b-Anhの割合を変えて,あるいはPS-co-TMIの割合を変えて,PS/ナイロン6ポリマブレンドを行った。次いでアニーリングを行った。これら共重合体前駆体/PS/ナイロン6ポリマブレンドの特性を,示差走査熱量測定(DSC),形態の走査電子顕微鏡(SEM)観察などにより評価した。検討の結果,本PS/ナイロン6ポリマブレンドにおいては,PS-co-TMIグラフト共重合体前駆体よりもPS-b-Anhブロック共重合体前駆体の方が著しく高い相溶化効率及び安定化効率を有することなどが明らかになった。

シソーラス用語： 性質 ,  相溶性 ,  *改変 ,  *前駆体 ,  *ポリマブレンド ,  原子移動ラジカル重合 ,  示差走査熱量測定 ,  電子顕微鏡観察 ,  *共重合体 ,  ポリスチレン ,  ナイロン6 ,  酸無水物 ,  濃度依存性 ,  焼なまし ,  形態 ,  安定化 ,  効率 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ハロゲノアミン ,  酸イミド ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： *相溶化 ,  非混和性

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (3件)： 4-メチルフタル酸 ,  N-ブロモスクシンイミド ,  3-イソプロペニル-α,α-ジメチルベンジルイソシアナート

タイトルに関連する用語 (5件)： 非混和性 ,  ポリマブレンド ,  共重合体 ,  前駆体 ,  相溶化