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J-GLOBAL ID：201202241898217757   整理番号：12A1444290

曲壁空間の知覚と心理的影響に関する実験的研究-空間認知構造に関する研究 その1-

EXPERIMENTAL STUDY ON PERCEPTION AND PSYCHOLOGICAL EFFECT OF CURVED WALL SPACE: Study on space recognition: Part I

著者 (2件)： 吉岡祥隆 (竹中工務店) ,  初見学 (東京理大 理工)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 680  ページ： 2355-2360  発行年： 2012年10月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内空間の設計では量的慾求がある程度満たされた現在,質的なものが追求されるようになった。本論では,この様な観点から曲壁空間に対する知覚とその心理的影響に関する実験結果について報告した。その主な結果は以下の通り。1)広さ感に関する実験結果:「広さ感」は同型の空間であっても両側壁の形状によって異なり,側壁の曲率,先拡がりの有無,凹面または凸面やその組合せなどによって変化する。2)奥行き感に関する実験結果:奥行は矩形空間より短めに感じられる。3)空間のイメージに関する実験結果:方向性,流動性,変化を強く感じさせるためには凸曲面壁が有効で,その理由は奥のエッジ部が見難くなることによると推定される。

シソーラス用語： 空間 ,  *壁面 ,  *曲面 ,  *心理効果 ,  *空間知覚 ,  心理テスト
準シソーラス用語： 室内空間 ,  *曲壁

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 知覚 ,  心理的影響 ,  実験的研究 ,  研究