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J-GLOBAL ID:201202241911625215   整理番号:12A1093887

イオン移動度分光分析の分解能をさらに強化させるためのBradbury-Nielsenゲート格子構造

Bradbury-Nielsen-Gate-Grid Structure for Further Enhancing the Resolution of Ion Mobility Spectrometry
著者 (4件):
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巻: 84  号: 13  ページ: 5700-5707  発行年: 2012年07月03日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イオン移動度分光分析は気体のイオン分離に基づいた分析技法であり,検出限界,携帯性,迅速応答,周囲圧力操作などを特徴とするが,小型イオン移動度分光ユニットでは低い分解能がその利点を阻害する。先に著者らはBradbury-Nielsenゲートについての三ゾーン理論を提案し,三ゾーン特徴を増強させるグリッド-BN構造イオン移動度ドリフト管が高解像度と高い感度を導くことを明らかにしたが,本研究では同じドリフト管にBradbury-Nielsen格子構造を採用することによって,分解能のさらなる改良を試みた。ポストゲートグリッドがBradbury-Nielsenゲート誘起電場の閉込め,ドリフト場から注入場の単離に効果を示し,さらに圧縮電場を強化し,注入場を低下させることによって,よりよい分解能を得ることができた。また別の実験によって,注入場の低減がより高い分解能を誘導することが分かった。注入場140V/cmでは,逆圧縮係数がすべてのゲーティング電位差でのグリッド-Bradbury-Nielsen構造におけるよりもはるかに大きかった。ゲーティング電位差350V及びゲートパルス幅0.34msにおいて,Bradbury-Nielsen格子構造でのイオン移動度分光分析効率Rm/Rcは221%に達し,グリッド-Bradbury-Nielsen構造での182%に比べてかなりの増加であった。
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