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J-GLOBAL ID：201202241925265645   整理番号：12A0594750

加圧溶解法により生成したマイクロバブルの気泡径分布

著者 (6件)： 田谷千尋 (神戸大 大学院工学研究科) ,  前田康成 (神戸大 大学院工学研究科) ,  細川茂雄 (神戸大 大学院工学研究科) ,  冨山明男 (神戸大 大学院工学研究科) ,  伊藤良泰 (パナソニック電工) ,  柴田尚紀 (パナソニック電工)
資料名： 混相流  (Japanese Journal of Multiphase Flow)
巻： 25  号： 5  ページ： 407-414  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： L2494A  ISSN： 0914-2843  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気泡や液滴の粒子分布のモデル式はいくつか示されてきたが,マイクロバブルの気泡径分布に関するモデル式はわずかしか提示されていない。本報では加圧溶解型マイクロバブル発生装置(溶解タンク,減圧ノズル,気液供給系)で発生した気泡流を脱気,循環させる実験装置を用いて,気泡径分布を位相ドップラ法(PDA)で測定した。実験の結果,Rosin-Rammer式はマイクロバブルの気泡径分布を予測できないが,抜山・棚沢式は良好に予測可能なことを確認した。また気泡投影面積と気泡数密度を用いた透視度の推定方法を提案し,加圧溶解法で生成したマイクロバブルに対する推定が二重十字線標識を用いた測定結果と良好に一致することを確認した。

シソーラス用語： *溶解 ,  *気泡 ,  装置 ,  計測 ,  粒度分布 ,  *気泡径
準シソーラス用語： Doppler法 ,  マイクロバブル ,  マイクロバブル発生装置 ,  圧力溶解 ,  粒径分布

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (10件)：

• [1] Kamiyama, N., Ultrasound Diagnostic Imaging by Using Nonlinear Behavior Microbubbles, The Japan Society of Mechanical Engineers, Vol. 111(1074), 408-411 (2008).
• [2] Sheng-Ju, W., Cheng-Hsing,H. and Tsung-Te, L., Model Test of the Surface and Submerged Vehicles with the Micro-Bubble Drag Reduction, Ocean Engineering, Vol. 34, 83-93 (2007).
• [3] Tsunami, Y. and Ohnari, H., Physical Characteristics of Micro Bubbles and the Water Purification Technology, Journal of JACT, Vol. 13, 3-8 (2008).
• [4] Rosin, P. and Rammler, E., The Laws Governing the Fineness of Powdered Coal, Journal of the Institute of Fuel, Vol. 7, 29-36 (1933).
• [5] Bailey, A. D., Balachandran, W. and Williams, T. J., The Rosin-Rammler Size Distribution for Liquid Droplet Ensembles, Journal of Aerosol Science, Vol. 14(1), 39-46 (1983).

タイトルに関連する用語 (4件)： 加圧 ,  溶解 ,  マイクロバブル ,  気泡径分布