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J-GLOBAL ID：201202241956407995   整理番号：12A0438585

水素貯蔵に用いられたへテロ環状化合物の脱水素に及ぼすN原子の影響

The effect of the N atom on the dehydrogenation of heterocycles used for hydrogen storage

著者 (3件)： SOTOODEH Farnaz (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, BC V6T1Z3 Canada) ,  HUBER Benjamin J.M. (Chair I for Technical Chemistry, Technical Univ. of Munich, Garching, 85747 Germany) ,  SMITH Kevin J. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of British Columbia, Vancouver, BC V6T1Z3 Canada)
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 419-420  ページ： 67-72  発行年： 2012年03月29日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘテロ環状化合物の水素放出に及ぼすN原子の影響をドデカヒドロ-N-エチルカルバゾール,ドデカヒドロカルバゾールおよびドデカヒドロフルオレンの脱水素速度を比較することによって研究した。5wt%Pd/C触媒上で,水素回収はドデカヒドロ-N-エチルカルバゾールで最も速く(443K,101kPaでTOFは~60min^-1),ドデカヒドロカルバゾールのそれの~3倍速かった。ドデカヒドロフルオレンの脱水素は試験した化合物内で最も遅く,443Kで20時間を越えた後でも回収されたH₂は1wt%未満であったが,完全に脱水素された生成物への選択性は95%であった。ドデカヒドロカルバゾールとその脱水素生成物中のNによる触媒被毒にも拘らず,ヘテロ環中のNの存在は,ドデカヒドロフルオレンに比べて,脱水素反応速度を増大させ,ヘテロ環状化合物が多環状化合物よりH₂貯蔵にとってより良い候補者であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水素吸蔵 ,  複素環化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *脱水素反応 ,  *パラジウム触媒 ,  *反応速度 ,  ターンオーバー数 ,  一次反応 ,  水素 ,  回収率 ,  生成物分布 ,  選択性 ,  依存性 ,  温度依存性 ,  転化率 ,  窒素 ,  触媒毒
準シソーラス用語： *カルバゾール誘導体 ,  基質依存性 ,  水素貯蔵 ,  速度定数

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  ピロールの縮合誘導体  (CF07077C) ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

物質索引 (4件)： 9-エチルドデカヒドロ-9H-カルバゾール ,  N-エチルカルバゾール ,  ドデカヒドロ-1H-フルオレン ,  ドデカヒドロ-9H-カルバゾール

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素貯蔵 ,  テロ ,  環状化合物 ,  脱水素 ,  N原子