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J-GLOBAL ID:201202242399658358   整理番号:12A1600233

福島第一原子力発電所事故の推定解析

Suppositional analysis for the nuclear accidents at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  ページ: 249-270  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: L2812A  ISSN: 1340-4482  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成23年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生し,わが国に甚大な被害をもたらした。福島第一原子力発電所は巨大地震による津波で被害を受け,大量の放射性物質が環境に放出される事態となった。本研究は,当時の数日間において,国等から公表された限られた情報に基づき,当所が保有している事象進展予測システム(IPPS)と公衆防護措置範囲迅速予測システム(R-Cubic)を用いて大気中への放射性物質放出量を推定し,国や東京電力が公表した放射性物質放出量と比較した。その結果,(1)国が実施した4回にわたる段階的公衆防護措置は,R-Cubicによる放射性物質放出量の段階的評価結果と定性的に一致したこと,(2)IPPSによる予測は,原子炉圧力や原子炉水位などのプラントパラメータは観測値と良く一致したが,原子炉への注水を原子炉水位の観測値に合わせて解析すると,放射性物質放出量を過少評価すること,(3)R-Cubicによる予測は,原子力安全委員会および原子力安全・保安院が公表した放射性物質放出量と概ね一致したこと,(4)東京電力が平成24年5月に発表した大気中に放出された放射性物質の放出量のうち,希ガス0.5MeV等価値は過少評価と考えられることを示した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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水冷却炉の安全性 
引用文献 (42件):
  • (1)原子力災害対策本部,原子力安全に醐するIAEA閣禦会護に対する日本屠攻府の報告書-東京電力福島原子力発翻の笋改についで-, www.kantei.go.jp/jp/topics/2011/iaea_houko-kusho.html, (2011).
  • (2)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会,中儼覈葺icanps. go. jp/post-1.html,(2011).
  • (3)日本再建イニシアティブ,傷島原発事故独立検証委頁会調査・検証報告書ディスカヴァー・トゥエンティワン,(2012).
  • (4)福島第一原子力発電所事故調査検討会,東京電力(株)福島第一原子力発噺の薯政の演討とガ策の提言 www.gengikyo.jp/archive/pdf/Fl_Jiko_Houkoku.pdf, (2011).
  • (5)東京電力株式会社,福島第一原子力発電所東北地方太平洋沖地震に伴ラ原子炉施設への影響について, www.nisa.meti.go.jp/earthquake/hou-koku6/230909_1F.pdf, (2011)
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