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J-GLOBAL ID：201202242424686710   整理番号：12A0698289

円すい台加工を模擬した5軸制御マシニングセンタの3次元円弧補間運動軌跡の解析

Analysis of Three-Dimensional Circular Motion Trajectories of Five-Axis Machining Centres Simulating Cone-Frustum Cutting

著者 (7件)： 加藤教之 (東京農工大 大学院生物システム応用科学府) ,  堤正臣 (東京農工大 大学院工学研究院) ,  土橋祐 (東京エレクトロン) ,  佐藤隆太 (神戸大 大学院工学研究科) ,  弓座大輔 (ニコン 精機カンパニー) ,  CUI Chengri (三井精機工業) ,  井原之敏 (大阪工大 工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 787  ページ： 964-975 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,傾斜テーブルを持つ5軸マシニングセンタの二つの回転軸のピッチ誤差を表現する数学モデルを開発し,3次元円弧補間運動を行った。半頂角,円すい台の中心位置を変更して実験とシミュレーションを行ったところ,両者が十分に一致した。さらに,ボールバーの感度方向として,円すい面に垂直の場合と円すい台の底面に平行の場合とでシミュレーションを行い,直進軸の摩擦トルク,回転軸のバックラッシとピッチ誤差の影響を円軌跡から分析した。円すい台の中心位置がY方向に移動した場合,円軌跡は,ボールバーの感度方向,円すい台の半頂角に影響を受け,特に,45度の半頂角の場合,軌跡は回転軸の誤差に強く影響を受ける。(著者抄録)

シソーラス用語： *マシニングセンタ ,  三次元 ,  円弧 ,  内挿法 ,  計測システム ,  *軌跡 ,  軌道 ,  シミュレーション ,  *五軸制御マシニングセンタ ,  円錐台 ,  ボールバー法 ,  *運動軌道
準シソーラス用語： *運動軌跡

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

引用文献 (17件)：

• (1) NAS979, Uniform cutting tests — NAS series, metal cutting equipment specifications, (1969), pp.34-37.
• (2) Wakamoto, H., Wakana T., and Kubozono, T., “Technologies of High-Precision 5-Axis Machine μV1-5X and Machining Examples”, Mitsubishi Heavy Industries Technical Review, Vol.45, No.3 (2008), pp.39-42.
• (3) 井原之敏,田中和也,“多軸工作機械での円錐台加工試験に対応したボールバー測定法(第1報)-主軸旋回形5軸MCでのボールバー測定と実加工との比較”,精密工学会誌,Vol.71, No.12 (2005), pp1553-1557.
• (4) ISO/DIS 10791-6, Test conditions for machining centers — Part 6, Accuracy of feeds, speeds and interpolations, (2011).
• (5) 加藤教之,堤正臣,土橋祐,弓座大介,崔成日,井原之敏,“同時5軸制御による円すい台仕上げ加工試験用NCデータの解析”,日本機械学会論文集C編,Vol.77, No. 780(2011), pp. 3149-3160.

タイトルに関連する用語 (7件)： 円すい ,  5軸制御マシニングセンタ ,  3次元 ,  円弧 ,  補間 ,  運動軌跡 ,  解析