文献

J-GLOBAL ID：201202242603262230   整理番号：12A1650085

トポイソメラーゼIの律動性結合はBmal1の転写および日周期間に対し影響する

Rhythmic binding of Topoisomerase I impacts on the transcription of Bmal1 and circadian period

著者 (2件)： ONISHI Yoshiaki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba Japan) ,  KAWANO Yasuhiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba Japan)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 40  号： 19  ページ： 9482-9492  発行年： 2012年10月29日 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トポイソメラーゼI(Top1)阻害剤カンプトテシンおよびTop1 siRNAはBmal1転写を増強し,その日周期間を伸ばした。Top1は日周期転写の重要なcis因子である2つのRORE間の中間領域にあり,Top1結合のプロファイルがBmal1転写の抗周期日周振動を示した。Top1結合部位は転写抑制に対し必要とされ,これは遠位ROREと協同的に機能することをプロモーターアッセイが示し,Bmal1転写はTop1阻害によりアップレギュレーションされていることを支持していた。Top1結合部位があるRORE間のDNAフラグメントは右側超らせんねじれのように挙動し,カンプトテシンおよびTop1 siRNAによるTop1活性の調節はフットプリントプロファイルを変え,クロマチン構造の調節を示していた。

シソーラス用語： *DNAトポイソメラーゼI ,  *遺伝子 ,  *生体リズム ,  *転写【遺伝】 ,  *日周期 ,  siRNA ,  結合部位 ,  抑制 ,  プロモーター領域 ,  アップレギュレーション ,  フラグメント ,  DNA【核酸】 ,  超螺旋 ,  フットプリント法 ,  クロマチン ,  ラクタム ,  ラクトン ,  ヒドロキシ化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  *Bmal1遺伝子 ,  DNAフラグメント ,  クロマチン構造 ,  転写抑制
準シソーラス用語： プロモーター

分類 (4件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： カンプトテシン

タイトルに関連する用語 (3件)： トポイソメラーゼI ,  BMAL1 ,  転写